伊雑アゴバルのメモ帳

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Testament, Exodus, Death Angel 来日ライブ (THE BAY STRIKES BACK)@Zepp DiverCity(TOKYO) (2023/09/23)

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どうも、伊雑アゴバルです。

 

9月最後のライブはTHE BAY STRIKES BACKで、Testament(テスタメント)、Exodus(エクソダス)、Death Angel(デス・エンジェル)の3バンドが出演しました。3バンドともスラッシュメタル、とりわけベイエリア・スラッシュと呼ばれる後のスラッシュメタルの発展に影響を及ぼしたバンドとして知られており、初期のExodusには現Metallicaのギタリスト、Kirk Hammet(カーク・ハメット)が在籍していました。個々のバンドの特徴はそれぞれ後述します。

 

Zepp DiverCity(TOKYO)は、2月のArch Enemyの来日ライブ以来の訪問です。今回のTHE BAY STRIKES BACKは二日のうちの初日のみ参加しましたが、両日ともにセトリが違うものになっていると各バンドのボーカルが言っていましたね。

 

そういえばZepp Divercityの隣で何か別のイベントが開催されていて何だろうと思って調べてみたら、THE HOPEというヒップホップのフェスだったそうな。どっかのタイミングでヒップホップのフェスに行きたいな…POP YOURSとか。

 

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セットリスト (Death Angel)

1. Lord of Hate

2. Voracious Souls

3. Truce

4. Absence of Light

5. The Moth

6. Humanicide

7. The Dream Calls for Blood

 

最初のバンドは、Death Angelというバンドです。結成から00年代にかけてはスラッシュにとどまらず、ファンクの要素も取り入れたりとかなり多様な曲が多い印象でしたが、10年代以降はストレートなスラッシュメタルの曲が目立っています。今回のセトリはその10年代以降らへんの曲がメインでした。

ボーカルのMarkの高音のキレがすごかったし、目の前でRobをはじめとした楽器隊の演奏が見れて最高でした。

ほぼ最前列のところで観ていましたが、初っ端から観客が大暴れしていて「こんだけ観客を熱狂させるDeath Angelすげぇ…」という畏怖と「最初っから暴れてTestamentまで持つんかな」という疑問が生まれました。

 

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セットリスト (Exodus)

1. The Beatings Will Continue (Until Morale Improves)

2. A Lesson in Violence

3. Blood In, Blood Out

4. The Years of Death and Dying

5. Deathamphetamine

6. Blacklist

7. Clickbait

8. Prescribing Horror

9. War Is My Shepherd

10. The Ballad of Leonard and Charles

11. Strike of the Beast

 

次は、Exodusというバンドです。ザクザク刻まれるリフが特徴的なスラッシュメタルで、「ベイエリア・クランチ」と呼ばれています。

生でSteve "Zetro" Souzaの特徴的なボーカルや、ギタリストのGary Holt(2019年のDownload Japan以来)の演奏が観れて最高でしたし、手でハートマークを作って観客に感謝を示していたのがとても印象に残りました。

所感ですが、Exodusのときの観客の暴れっぷりが一番ヤバかったと思います。

 

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セットリスト (Testament)

1. Rise Up

2. The New Order

3. The Haunting

4. Children of the Next Level

5. The Pale King

6. Night of the Witch

7. More Than Meets the Eye

8. D.N.R. (Do Not Resuscitate)

9. 3 Days in Darkness

10. Practice What You Preach

11. Souls of Black

12. Over the Wall

13. Electric Crown

14. Into the Pit

 

トリのバンドは、Testamentです。こちらもストレートなスラッシュメタルの曲が多いのですが、近年の傾向としてデスメタルブラックメタル由来の要素を含んでいる曲もあります。

個人的にはTestamentが一番見たかったバンドで、中でも驚いたのは最近のセトリに入っていなかった"More Than Meets the Eye"という好きな曲が演奏されていてびっくりしました。あと、「やっぱりSteve DiGiorgioのベースはフレットレスなんや…」ってなりましたね。

ここらへんになると所々サーフやモッシュがあったものの、Exodusよりかはやや落ち着いているような感じはしました。自分が見た限りなのですが。

 

これにて、9月のヘヴィメタルライブラッシュは無事に終わりました。ちなみに、隣でもイベントをやっていたのもあって、帰りの電車は激混みでヒップホップ率がめっちゃ高かったです。