Archspire 来日ライブ@SHIBUYA CYCLONE (2023/10/07)
どうも、伊雑アゴバルです。
今月最初のライブは、Archspire(アーチスパイアー)というカナダ出身のテクニカルデスメタルのバンドです。ギター、ベース、ドラムだけでなく、ボーカルも超高速で曲が演奏されることが多く、リリックビデオで歌詞が短時間で大量に出てきたのを見てめっちゃ驚いた記憶があります。今回のツアーでは、Existing in Exile, The Scalar Process, Stortregnの3バンドも前座で演奏してました。
今回の会場はSHIBUYA CYCLONEで、初訪問となります。会場は前に訪れたWildSideTokyoみたいにかなりコンパクトだったので、(モッシュのおかげもあって)最前に近いところまで行けました。
セットリスト (Existing in Exile)
不明
最初のバンドは、Existing in Exileというアメリカ出身のメタルコアバンドです。Archspire以外のバンドは全部初見でした。
ハードコア要素が強い曲がメインで、モッシュやダイブは(自分の把握してる限りでは)起こらなかったものの、会場がすぐにあたたまりました。
セットリスト (The Scalar Process)
不明
次は、The Scalar Processというフランス出身のテクニカルデスメタルバンドです。随所随所にプログレ要素もある曲が演奏され、ボーカルの直立不動っぷりも様になっていました。
ここから観客がモッシュやダイブをするようになり、ボーカルも「すごい盛り上がりだね」みたいなことを言っていたような気がします。
セットリスト (Stortregn)
1. Ghosts of the Past
2. Xeno Chaos
3. Cosmos Eater
4. Omega Axiom
5. The Revelation
3組目のバンドは、Stortregnというスイス出身のテクニカルデスメタルバンドです。ブラックメタルの要素もかなり含まれていて、個人的に結構気に入りました。
前のバンドからモッシュやダイブが続き、どんどん最前に押し込まれるようになりましたが、個人的にむしろラッキーだったので喜んで前に押されました。
ちなみにですが終演してから外に出たときに、入口付近にStortregnのメンバーがいて、他の観客が一緒に記念撮影しているのが終わってから、一緒に撮ってもらいました。
セットリスト (Archspire)
1. Bleed the Future
2. Abandon the Linear
3. A Dark Horizontal
4. Remote Tumour Seeker
5. Golden Mouth of Ruin
6. Human Murmuration
7. Calamus Will Animate
8. Involuntary Doppelgänger
9. Drone Corpse Aviator
トリのArchspireですが、(目の前に本人たちいるのに)「Archspireの公演がキャンセルとなりました。代わりに、5人のハゲのアル中による演奏をお楽しみください」という衝撃的(?)なアナウンスからスタートしました。バカテクな演奏ももちろん度肝を抜かれましたが、日本語を練習したらしいボーカルが口パクで日本語を披露したり、急に観客スペースでツイスターゲームをやらせたり、ボーカルが水分補給にキッコーマン醬油を飲んだり(本物かどうかは分かりません)と、情報量がえげつないライブで、観客のモッシュやダイブも一際激しかった印象でした。
最後のDrone Corpse Aviatorが終わった後のアウトロの曲がまさかのNIGHT OF FIRE(しかも長州小力のボイス付き)で最後まで驚きまくりでした。
Testament, Exodus, Death Angel 来日ライブ (THE BAY STRIKES BACK)@Zepp DiverCity(TOKYO) (2023/09/23)
どうも、伊雑アゴバルです。
9月最後のライブはTHE BAY STRIKES BACKで、Testament(テスタメント)、Exodus(エクソダス)、Death Angel(デス・エンジェル)の3バンドが出演しました。3バンドともスラッシュメタル、とりわけベイエリア・スラッシュと呼ばれる後のスラッシュメタルの発展に影響を及ぼしたバンドとして知られており、初期のExodusには現Metallicaのギタリスト、Kirk Hammet(カーク・ハメット)が在籍していました。個々のバンドの特徴はそれぞれ後述します。
Zepp DiverCity(TOKYO)は、2月のArch Enemyの来日ライブ以来の訪問です。今回のTHE BAY STRIKES BACKは二日のうちの初日のみ参加しましたが、両日ともにセトリが違うものになっていると各バンドのボーカルが言っていましたね。
そういえばZepp Divercityの隣で何か別のイベントが開催されていて何だろうと思って調べてみたら、THE HOPEというヒップホップのフェスだったそうな。どっかのタイミングでヒップホップのフェスに行きたいな…POP YOURSとか。
セットリスト (Death Angel)
1. Lord of Hate
2. Voracious Souls
3. Truce
4. Absence of Light
5. The Moth
6. Humanicide
7. The Dream Calls for Blood
最初のバンドは、Death Angelというバンドです。結成から00年代にかけてはスラッシュにとどまらず、ファンクの要素も取り入れたりとかなり多様な曲が多い印象でしたが、10年代以降はストレートなスラッシュメタルの曲が目立っています。今回のセトリはその10年代以降らへんの曲がメインでした。
ボーカルのMarkの高音のキレがすごかったし、目の前でRobをはじめとした楽器隊の演奏が見れて最高でした。
ほぼ最前列のところで観ていましたが、初っ端から観客が大暴れしていて「こんだけ観客を熱狂させるDeath Angelすげぇ…」という畏怖と「最初っから暴れてTestamentまで持つんかな」という疑問が生まれました。
セットリスト (Exodus)
1. The Beatings Will Continue (Until Morale Improves)
2. A Lesson in Violence
3. Blood In, Blood Out
4. The Years of Death and Dying
5. Deathamphetamine
6. Blacklist
7. Clickbait
8. Prescribing Horror
9. War Is My Shepherd
10. The Ballad of Leonard and Charles
11. Strike of the Beast
次は、Exodusというバンドです。ザクザク刻まれるリフが特徴的なスラッシュメタルで、「ベイエリア・クランチ」と呼ばれています。
生でSteve "Zetro" Souzaの特徴的なボーカルや、ギタリストのGary Holt(2019年のDownload Japan以来)の演奏が観れて最高でしたし、手でハートマークを作って観客に感謝を示していたのがとても印象に残りました。
所感ですが、Exodusのときの観客の暴れっぷりが一番ヤバかったと思います。
セットリスト (Testament)
1. Rise Up
2. The New Order
3. The Haunting
4. Children of the Next Level
5. The Pale King
6. Night of the Witch
7. More Than Meets the Eye
8. D.N.R. (Do Not Resuscitate)
9. 3 Days in Darkness
10. Practice What You Preach
11. Souls of Black
12. Over the Wall
13. Electric Crown
14. Into the Pit
トリのバンドは、Testamentです。こちらもストレートなスラッシュメタルの曲が多いのですが、近年の傾向としてデスメタルやブラックメタル由来の要素を含んでいる曲もあります。
個人的にはTestamentが一番見たかったバンドで、中でも驚いたのは最近のセトリに入っていなかった"More Than Meets the Eye"という好きな曲が演奏されていてびっくりしました。あと、「やっぱりSteve DiGiorgioのベースはフレットレスなんや…」ってなりましたね。
ここらへんになると所々サーフやモッシュがあったものの、Exodusよりかはやや落ち着いているような感じはしました。自分が見た限りなのですが。
これにて、9月のヘヴィメタルライブラッシュは無事に終わりました。ちなみに、隣でもイベントをやっていたのもあって、帰りの電車は激混みでヒップホップ率がめっちゃ高かったです。
Helloween 来日ライブ@日本武道館 (2023/09/16)
どうも、伊雑アゴバルです。Testament, Exodus, Death Angelのライブに行く前にHelloweenの来日ライブの感想を書きます。
9月のヘヴィメタル強化期間の折り返し地点を過ぎて最初のライブは、Helloween(ハロウィン)というドイツ出身のパワーメタルのバンドです。日本ではメロディックスピードメタル(通称メロスピ)という一大ジャンルの先駆者としてよく知られており、今回が初の日本武道館ライブとのことです。
自分自身、このバンドはヘヴィメタル歴初期の頃に初めて出会って聞いたので、大体8年越しに生演奏が見られるとなってめっちゃ楽しみにしてました。もちろんどのボーカルも好きですが、個人的にはMichael Kiskeが特に好きで、2016年にMichaelが再加入するのを聞いたときはとても驚いたし嬉しかったです。
日本武道館は、4月末のDream Theaterの来日ライブ以来の訪問です。
セットリスト
1. Skyfall
2. Eagle Fly Free
3. Mass Polution
4. Future World
5. Power
6. Save Us
7. Metal Invaders / Victim of Fate / Gorgar / Ride the Sky (Walls of Jericho Medley)
8. Heavy Metal (Is the Law)
9. Forever and One (Neverland)
10. Best Time
11. Dr. Stein
12. How Many Tears
13 (Encole 1). Perfect Gentleman
14 (Encole 1). Keeper of the Seven Keys
15 (Encole 2). I Want Out
いやぁ、もう本当に会場や自分自身の興奮といったら筆舌に尽くし難いくらいすごかったですね!特にDr. Steinは自分の一番好きな曲で、生で聞けて何回か泣きそうになりました。
Helloweenの曲はサビで一緒に歌えるのがかなり多いので、一緒にシング・アロングしたり、I Want Outのときに会場のオーディエンスを2つに分けてコールアンドレスポンスしたりとかなり盛り上がりました。
ギターとベースの人が同時に前に出て演奏してたり、後ろの方でAndyとベースのMarkusが踊ってたり(?)、めちゃめちゃ見どころがありました。
まだまだ書き足りないところはありますが、感想は一旦こんな感じです。この調子で体調を整えつつ、Testament, Exodus, Death Angelの来日ライブに臨みます。
…ところで、日本武道館のてっぺんの所がカボチャのお化けになってたってマジですか?僕は見てないので分からないのですけど。
Marduk 来日ライブ@WildSideTokyo (2023/09/14)
どうも、伊雑アゴバルです。
前日のAmorphisに続いて、今回はMarduk(マーダック)というスウェーデン出身のブラックメタルのバンドのライブに行きました。連日でライブに参戦したのは初めてです。ブラストビートの多用など、より凶暴性が増した曲が多いのがMardukの特徴です。今回のツアーでは、Ocean Harvest, Infernal Tenebra, Claret Ashの3バンドも前座で演奏してました。
今回の会場はWildSideTokyoで、初訪問となります。会場は結構コンパクトだったので、より近い距離感でバンドが見られました。
セットリスト (Ocean Harvest)
1. Hell
2. Zodiac
3. Lightgiver
4. Underserving
5. Snakes
6. Legends
最初のバンドは、Ocean Harvestというアメリカ出身のデスコアバンドです。Marduk以外のバンドは全部初見でした。
正統派なデスコアを奏でていて、会場もすぐに暖まりました。あと、ご丁寧に日本語付きのセットリストの紙も作ってありました(バンド名で検索したときもセットリストの画像も上がっていたので、参考にさせていただきました)。
セットリスト (Infernal Tenebra)
不明
次はInfernal Tenebraというクロアチア出身のブラック/テクニカルデスメタルのバンドで、スリーピースながらも物凄い音数とスピードに圧倒され、メロディーも結構効いていました。
セットリスト (Claret Ash)
不明
続いてはClaret Ashというオーストラリア出身のプログレッシブ/ブラックメタルのバンドで、スリーボーカルの圧がすごかったり、ベースがとてもプログレっぽい演奏なのが印象的でした。
セットリスト (Marduk)
1. On Darkened Wings
2. Viktoria
3. The Blond Beast
4. Beyond the Grace of God
5. With Satan and Victorious Weapons
6. Wartheland
7. Blood of the Funeral
8. The levelling Dust
9. The Sun Has Failed
10. The Funeral Seemed to Be Endless
11. Of Hell's Fire
12. Throne of Rats
13. Wolves
14 (Encore).Panzer Division Marduk
※間違ってたらすみません。
最後にメインのMardukの演奏でした。色んな人が言っていましたが、ドラムを始めめちゃくちゃ音圧がすごかったし、Mortuusの煽りもイカしててやばかったです。あと、Mortuusが水を飲む前に必ず頭から水を被っててすげえわってなりました(語彙力消失)。
Amorphis 来日ライブ@SHIBUYA CLUB QUATTRO (2023/09/13)
どうも、伊雑アゴバルです。
9月最初のライブは、Amorphis(アモルフィス)というフィンランド出身のメロディックデスメタルのバンドです。北欧特有のフォーキッシュなメロディが効いているのが、Amorphis最大の特徴です。
7,8月は普通に忙しかったのもありライブに全然行ってなかったのですが、6月終盤のBloodywoodというインドのメタルバンドのライブを見て以来の久々のライブ参戦となりました。
ちなみにSHIBUYA CLUB QUATTROは、1月末のMayhemの来日ライブ以来の訪問です。
セットリスト
1. Northwards
2. Bad Blood
3. The Four Wise Ones
4. The Moon
5. Into Hiding
6. Black Winter Day
7. Silver Bride
8. Wrong Direction
9. Heart of the Giant
10. Seven Roads Come Together
11. On the Dark Waters
12. My Kantele
13. House of Sleep
14 (Encore). The Bee
やっぱり全体的に北欧特有のメロディーが効いててすごい良かったし、ボーカルのクリーンが安定してるなぁっていう感じがしましたね。アンコール前のHouse of Sleepはオーディエンスのシングアロングもすごい気持ちが入る感じで歌ってて気持ち良かったです。
久々にライブの熱気を感じることができました。
実は今週はこのバンドに加えて9/14にMarduk、9/16にHelloweenと結構詰まってるので、体調管理にはかなり気を配りつつ、この調子で行きたいと思います。
※どうでもいいけど今回から難聴対策に耳栓を付けて参戦したら、めっちゃ効果あるんじゃね?!ってなりました。
9月はヘヴィメタル強化月間
どうも、伊雑アゴバルです。
ついに今週からですよ…!海外ヘヴィメタルの来日ライブラッシュ!
7, 8月は個人的に忙しかったこともあり、ライブには行けてなかったのですが、9月は本当に行きたいライブばっかりで、以下のライブに参戦予定です。
9/13(水) Amorphis
9/14(木) Marduk
9/16(土) Helloween
9/23(土) Testament, Exodus, Death Angel
特に今週は(自分で計画立てたとはいえ)やばすぎる。
しっかり体調管理してライブに臨みたいと思います。
今後のTwitter a.k.a Xのアカウントの扱いについて
こんにちは、伊雑アゴバルです。
今後のTwitter a.k.a Xのアカウントの扱いについてですが、閲覧または告知用のアカウントとして運用し、Twitterでのつぶやきはこのブログで行うことにしました。以下が対象のアカウントです。
・クリエイター用アカウント
・趣味用アカウント
理由としては、Twitterでつぶやくことに対して不安になったからです。Twitterで人間関係に困っているとか、精神的に参ったわけではないのですが、TwitterがAIの学習に使われるという話を聞いて、自分のつぶやきがこれ以上使われることに危機感を覚えました。
元々、このブログ自体は2019年に開設したもので、Twitterでは書き切れないことなどをちょっと書いたり消したりと全然活かし切れずに4年ほど経ちましたが、これを機にブログで思ったことを書く(つぶやく)ことにしました。
Twitterでつぶやくことは減りますが、これからはブログの方で書きたいと思いますので、よろしくお願いします。