伊雑アゴバルのメモ帳

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夏休みアレンジ祭2023の感想

はいどうも、伊雑アゴバルです。

アレンジ祭に参加するのは今回で5回目です。今回からはfusetterではなく、ここにアレンジ祭の感想を書きたいと思います。

 

ということで、今回はピカマイン様の原曲のアレンジを担当させていただきました。数々の困難を乗り越えたような感じの、オーケストレーション付きのトランスでメッチャカッコいい曲です。

この曲は元々つよつよな曲なので、強いので殴り返すか別方向のアレンジで不意打ちするか迷いましたが、やっぱりメタルで殴り返しました。曲の雰囲気はメタルバンドのLorna Shoreを参考にしていて、自分の中でかなり影響を受けているバンドです。下にそのバンドの曲を何曲か載せておきます。

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今回のアレンジでは、ストリングスだけではなくホーンセクションをどう入れるかを考えながら作り、歌詞は参考にしたバンドのような結構暗い感じにしました。下に自分の書いた歌詞を載せておきますので、ネタバレを防ぎたい方は余り下にスクロールしすぎないようにお願いします。

 

原曲は「Like Baroque Drill」という曲を作りましたが、バロック音楽とドリルミュージック(ドリル)というヒップホップのサブジャンルを融合させてみようという試みで作曲しました。ドリルミュージックというと良く分からないという人がかなり多いと思うので、下に何曲か具体例を載せておきます。

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この2曲はUKドリルというジャンルで、音楽的な特徴でいうとトラップやドラムンベースやUKガレージ(ハウスの一種)などのジャンルが融合して誕生したものです(※細かいところはもしかすると違うかも)。自分はこのジャンルを知ったのは去年ぐらいで、メタルバンドのCrossfaithとラッパーのralphがコラボしている曲からralphを知って、ralphの曲を聴いたときに「なにこれメッチャカッコいいやん!」となりました。

今回は上記の2曲のようなUKドリルや、バッハのオルガン曲をイメージしながら作曲しましたが、感触では「めちゃくちゃ良いじゃん!」となっていて、恐らくUKドリルの曲調の暗さとバロック音楽の重厚感がマッチしたからではと個人的に考えています。今度ドリルを使った曲を作るときは、ベースやリズムパターンのバリエーションを増やせればいいなと思いました。

今回はasaxa様が自分の原曲をアレンジされました。夏休みアレンジ祭の名にふさわしく、明るくトロピカルな曲に仕上がっており、聴いていてノリノリになりました。素敵なアレンジをありがとうございます。























↓↓↓↓↓以下、自分の書いたアレンジ曲の歌詞と和訳です↓↓↓↓↓
























I’ve lost my feeling

(俺は感覚を失った)
I’ve lost my pain

(俺は痛みを失った)
There is nothing to leave

(何も残すものはない)
So I’ll fall into my grave

(ならば俺は墓の中に落ちよう)

 

I've endured very deep sadness

(俺は深い悲しみに耐えた)
I've bridled great madness

(俺は溢れる狂気を抑えた)
There's no change so I've become faithless

(何も変化がなく、俺は信仰心を失った)

Is there the God?

(神はいるのか?)

 

Crucifixion

磔刑
Though the innocence was sacrificed

(無実の者が犠牲になったが)
The world was never purified

(世界は何も浄化されなかった)

Resurrection

(復活)
You gonna be judged by your sins and crimes

(お前は自身の罪により判決が下される)
You’ll wish it were lie

(お前は嘘だったらいいのにと願うだろう)

 

Set me free

(俺を自由にしてくれ)
Set me free

(俺を自由にしてくれ)